狼を甘くするためのレシピ〜*
「ありがとう」

 アハハ、と笑いながら思う。

 ――そう、あなたと一緒にいると私はせっかちになる。

 あなたのことが気になって、早く会いたくて、居ても立っても居られない。

「ねえ、ケイ、私のこと好き?」

 そう聞くと、ケイは「今更か」と白い歯を見せて笑う。

 そして甘い狼は言った。

「好きだよ。蘭々」

 またキスをしながら耳元で囁いた。

 ――愛してる。蘭々、お前がいれば、何もいらない。



fin--*~
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