狼を甘くするためのレシピ〜*
思わずそう突っ込んだ。
「なんでだろうなぁー。あ、あれだ。なんか、虫になった気分にならないか? 青虫」
「やめてよ、なに言ってんの」
アハハと笑い合いながらビールに続いて頼んだ梅サワー。
「美味いだろ? ここの焼きとり」
「うん、すっごく美味しい!」
「だろ? 沢山食えよ。 あ、払うのはお前だけどな」
その後から日本酒になって――。
「あ、なんかすごくいい腕時計じゃないの」
「目ざといな。任せてくれよ、腕時計には命かけてるんだ」
「いのちって、アハハ」
とても楽しかった。それは間違いない。
お腹が痛くなるほど笑って、焼きとり屋のあとは店を変えた。
それから――……。
『アキ。なんだお前、脱いだらすごいってやつだったんだな』
クスクス。
『くすぐったい』
甘いキス。
「なんでだろうなぁー。あ、あれだ。なんか、虫になった気分にならないか? 青虫」
「やめてよ、なに言ってんの」
アハハと笑い合いながらビールに続いて頼んだ梅サワー。
「美味いだろ? ここの焼きとり」
「うん、すっごく美味しい!」
「だろ? 沢山食えよ。 あ、払うのはお前だけどな」
その後から日本酒になって――。
「あ、なんかすごくいい腕時計じゃないの」
「目ざといな。任せてくれよ、腕時計には命かけてるんだ」
「いのちって、アハハ」
とても楽しかった。それは間違いない。
お腹が痛くなるほど笑って、焼きとり屋のあとは店を変えた。
それから――……。
『アキ。なんだお前、脱いだらすごいってやつだったんだな』
クスクス。
『くすぐったい』
甘いキス。