好きな人とお兄ちゃん

ーー疲れたぁ。


結月は空を見上げ
一息を付いていた。


『あれ?』
と言う声とともに
視線の前に顔が現れる。



『遥希くん!』

『偶然だねー!
叶月さんと来てるの?』

『うん、あと悠くんと紗凪も一緒だよ!』

『まじか!挨拶しなければ!』
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