好きな人とお兄ちゃん
『10!9!8!』

カウントダウンを叶月が始めた。


『3、2、1!!!
おめでとぉぉお!!!』

両手を上げて叫ぶ。



するとみんなも騒ぎ出す。


ーーテンション高すぎてついていけない…


結月はちょっと引いていた。


蒼志に、はしゃぐ自分を見られるのが
恥ずかしかったのかもしれない。
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