好きな人とお兄ちゃん
明るくなると


『やっぱ行こう。彼氏さんの所。
私が話付ける。』


結月は突然言った。


夜は余計なお世話かと我慢したが
居ても立っても居られなくなった。


『結月、大丈夫だよ!
自分でどうにかするから!』

そう言う紗凪の手を結月が引いた。
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