好きな人とお兄ちゃん
『叶月くん…?なんで?』


結月が聞く。


『帰りに見かけた結月達が
ただ事じゃない雰囲気醸し出してたから
バイクで追いかけてきた。』


ドヤ顔で言った。


『もう大丈夫だよ。』

叶月が
泣いている紗凪の頭を撫でると

『…ありがとう』

紗凪は涙をぬぐいながら笑った。
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