好きな人とお兄ちゃん
『髪が…』
結月の頰に蒼志が手を伸ばす。
結月は蒼志の手が頰に触れ
少し驚きピクッと体を揺らした。
スーッと蒼志が結月の髪を取ると
その髪を指にかけたまま
少し困った様な顔をした。
そんな蒼志の顔も
結月をドキドキさせていた。
髪を指にかけたまま動かない蒼志に
『蒼志くん…?』
結月が口を開くと
ハッとしたように
蒼志は叶月を見た。
結月の頰に蒼志が手を伸ばす。
結月は蒼志の手が頰に触れ
少し驚きピクッと体を揺らした。
スーッと蒼志が結月の髪を取ると
その髪を指にかけたまま
少し困った様な顔をした。
そんな蒼志の顔も
結月をドキドキさせていた。
髪を指にかけたまま動かない蒼志に
『蒼志くん…?』
結月が口を開くと
ハッとしたように
蒼志は叶月を見た。