幸福論
本当に今までよく走り続けてきた。
それは私だけの力ではもちろんなくて。
笹上さんをはじめとする先輩達、
遅くまでヒルズを開けてくれた警備員のおじさん。
遅くなると必ず迎えに来てくれた志乃。
まとまらない案を一緒になって
固めてくれた小森さん。
半年間は言葉で表せられないほど濃かった。
でもこれは、
ただのスタートに過ぎなくて。
新店舗がオープンすると
さらに顧客の管理に新商品の買い付けと、
忙しくなるだろう。
それでも任された仕事の
1つの区切りになることには間違いない。
「スピーチ、緊張しないでね。」
そんな志乃の言葉に大きく頷く。
このパーティーの、
この新店舗のための最後の架け橋を
繋ぐ時が来た。
それは私だけの力ではもちろんなくて。
笹上さんをはじめとする先輩達、
遅くまでヒルズを開けてくれた警備員のおじさん。
遅くなると必ず迎えに来てくれた志乃。
まとまらない案を一緒になって
固めてくれた小森さん。
半年間は言葉で表せられないほど濃かった。
でもこれは、
ただのスタートに過ぎなくて。
新店舗がオープンすると
さらに顧客の管理に新商品の買い付けと、
忙しくなるだろう。
それでも任された仕事の
1つの区切りになることには間違いない。
「スピーチ、緊張しないでね。」
そんな志乃の言葉に大きく頷く。
このパーティーの、
この新店舗のための最後の架け橋を
繋ぐ時が来た。