幸福論
集中してると何時間立ったのか。
一度体をほぐそうと外に出る。


どこまでも続く
綺麗な景色を眺めていた目を閉じた。


限りない水の音に心地よい風。


何も考えることなく感じる。


次に目を開けた時、
目の前に広がるのは神秘的な世界。


さっきまでの青い空は姿を消し
太陽の光が静かな水面に反射して。


時間が止まる感覚。


目の前一帯に、
それはあの日と同じ、


綺麗な夕空が広がっていた。
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