幸福論
月明かりの下、思い出す。


日を選ばなくたって
場所を選ばなくたって


あの日俺は君に会えた。


君も見てたんかな?
あの日と同じ綺麗な夕日。
君は何を感じた?








ゆっくりと流れる曲がサビにかかる時
そっと目を開けた。





”好きだよ、好き”







好きや。君のことが好き。





”言えた試しはないけれど”






結局パーティーの日の夜、
会うことは出来ひんかったけど


約束は果たせへんかったけど





”今なら伝えられるかな”


”月のような尊い君に”







好きです、ほんまに。


直接言うことは出来ひんかったけど。


半年間でこんなにも好きになってしまった。


それももう1年半経ちます。
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