幸福論
当時、他の仕事も掛け持ちしてたから
最初はまこに回そうかって言われてた。
でも、彼女を紺野さんに会わせるのは
親友として絶対に避けたかった。
あの冬から1年経っていたとはいえ、
どこか彼女の中に彼の存在が残っていたとしたら?
まだ彼を忘れられていないとしたら。
また傷つくことになるかもしれない。
そんな姿は見たくなかった。
無理矢理にでも私がやりますと言った。
まこには斗くんを担当してもらいたいって。
そんな時に斗くんから連絡が来て
初めて2人で飲みに行った。
最初はまこに回そうかって言われてた。
でも、彼女を紺野さんに会わせるのは
親友として絶対に避けたかった。
あの冬から1年経っていたとはいえ、
どこか彼女の中に彼の存在が残っていたとしたら?
まだ彼を忘れられていないとしたら。
また傷つくことになるかもしれない。
そんな姿は見たくなかった。
無理矢理にでも私がやりますと言った。
まこには斗くんを担当してもらいたいって。
そんな時に斗くんから連絡が来て
初めて2人で飲みに行った。