幸福論
〜崇裕〜
一人で静かな湖を眺めた冬。
絶対に会いに行くと決めた夜。
あの日の後すぐにモデルの話を聞いた。
ほんまにめちゃくちゃ嬉しかった。
俺でいいんかなーとか
誰かと間違ってないかなーとか。
思うことは色々あったけど、
なんとなく、君に近付ける気がして
めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えてる。
それと同時に聞かされたのは
担当の人が龍の彼女さんってこと。
それはイコールすると
彼女の親友さんってこと。
これは思いっきりチャンスやと思った。
利用するように思うかもしれんけど、
自信もない、
メールを送る勇気もない俺にとっては
二度とない絶対無駄にしたらあかんチャンスやって。
あえて龍には何も言わんかった。
言ったら間違いなく斗の耳にも入る。
いつかバレることぐらい分かりきってるけど
ちょっとだけ頑張らせて欲しかったから。
絶対に会いに行くと決めた夜。
あの日の後すぐにモデルの話を聞いた。
ほんまにめちゃくちゃ嬉しかった。
俺でいいんかなーとか
誰かと間違ってないかなーとか。
思うことは色々あったけど、
なんとなく、君に近付ける気がして
めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えてる。
それと同時に聞かされたのは
担当の人が龍の彼女さんってこと。
それはイコールすると
彼女の親友さんってこと。
これは思いっきりチャンスやと思った。
利用するように思うかもしれんけど、
自信もない、
メールを送る勇気もない俺にとっては
二度とない絶対無駄にしたらあかんチャンスやって。
あえて龍には何も言わんかった。
言ったら間違いなく斗の耳にも入る。
いつかバレることぐらい分かりきってるけど
ちょっとだけ頑張らせて欲しかったから。