幸福論
「さて、そろそろ行きましょか!」






そう言って用意していた朝ごはんを
詰め込んだ静哉が立ち上がる。
準備万端の様子。






「え〜〜もう〜〜?」







まだまだ疲れが取れない私は
ソファから立ち上がるのも面倒くさい。







「なんでやねん!そのために夜行バスで来たのに!」






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