幸福論
カフェの閉店時間もあって
外に出た俺達。


グループメールに終わったことを
知らせる連絡を入れた俺を
迎えが来るまで新藤さんも一緒に待ってくれた。





「新藤さんも迎えあるんですか?」






なんて聞くと
はい!って答える。


やっぱり彼氏おるんかな。
少し離れたところに迎えは来ているみたいで
大丈夫ですよという俺に構わず
一緒に待ってくれた。



それからしばらくしてからやった。
見慣れた車がカフェの前に着く。






「お疲れー!」

「おまたせやろ!
ハル遅くなってごめんなぁ!」
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