幸福論
ハーブティーが入ったカップを
両手に抱えながら答えた。
「嘘!!まじ!?おめでとう!!
うそうそ、いつ!?てか誰!?」
少しだけ、なぜか俯き気味の志乃。
そんな彼女とは対照的に
私は興奮した気持ちで問いかける。
「うん、あの、吉井龍さんって方なんだけどね。」
彼女が付き合った相手というのは
この間のパーティーで小森さんの
隣にいたモデルさん。
よくよく話を聞けば
彼も小森さんと同じグループのアイドルらしい。
さっきから私と目を合わせようとしない。
アイドルとの恋に悩んでいるのか、
はたまた照れているのか。
芸能人との恋は難しい。
ましてや相手がアイドルともなると
世間の目はもちろん、
今後の仕事にも影響するかもしれない。
志乃はしっかりしているから
問題ないといえば問題ない。
さっきから彼女が
何に対して怯えているのか全く分からなかった。
両手に抱えながら答えた。
「嘘!!まじ!?おめでとう!!
うそうそ、いつ!?てか誰!?」
少しだけ、なぜか俯き気味の志乃。
そんな彼女とは対照的に
私は興奮した気持ちで問いかける。
「うん、あの、吉井龍さんって方なんだけどね。」
彼女が付き合った相手というのは
この間のパーティーで小森さんの
隣にいたモデルさん。
よくよく話を聞けば
彼も小森さんと同じグループのアイドルらしい。
さっきから私と目を合わせようとしない。
アイドルとの恋に悩んでいるのか、
はたまた照れているのか。
芸能人との恋は難しい。
ましてや相手がアイドルともなると
世間の目はもちろん、
今後の仕事にも影響するかもしれない。
志乃はしっかりしているから
問題ないといえば問題ない。
さっきから彼女が
何に対して怯えているのか全く分からなかった。