幸福論
「ここ結構来るん?」
「んーたまに来ます。
何もしない時間が心地いいんですよね。」
「わかる!それがええのになぁ。
俺の仲間なんて時間が勿体無いとか言うんやで?
ほんまひどい奴らやわー。」
そう話す彼の顔は、
言葉と違いほころんでいる。
そういやこの前も
お友達が後から来てたっけ、
なんて考えていると
「あ、そうや。
名前なんて言うん?」
「新藤まこです。」
「まこちゃんやな。覚えた!
俺はー、紺野崇裕(こんの たかひろ)。
紺ちゃんってみんなには呼ばれてます。」
「んーたまに来ます。
何もしない時間が心地いいんですよね。」
「わかる!それがええのになぁ。
俺の仲間なんて時間が勿体無いとか言うんやで?
ほんまひどい奴らやわー。」
そう話す彼の顔は、
言葉と違いほころんでいる。
そういやこの前も
お友達が後から来てたっけ、
なんて考えていると
「あ、そうや。
名前なんて言うん?」
「新藤まこです。」
「まこちゃんやな。覚えた!
俺はー、紺野崇裕(こんの たかひろ)。
紺ちゃんってみんなには呼ばれてます。」