彼は甘口
怖さと安堵と寒さと、




いろんな気持ちが混ざって手が震える。








早く開けなきゃ…!





そう思うほどに手は言うことを聞かなくて、ようやくカギが入ったと思ったら今度はうまく抜けない。






すると聞こえてきたのは、走ってくる足音。








やば、追い付かれたっ…?!













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