あの宙に舞って逝った一枚の羽。
ズキズキ…

「痛ててて……なんの痛みだろ。ま、いっか。」

痛みを気にせず病院内を回っていたけどだんだんと痛みが増してついに限界がきてしまった。

「っ……痛い…うぅっ」

私はあまりの痛みに座り込んでしまった。でも、全然人がいない。
まずい……どうしよう!!助けを呼びに行きたいけど、痛くて動けない…!

「……誰か…っ、助…けて!!」

「あの、大丈夫ですか?」

誰…?視界がぼやけて顔がよく見えない……
も……無理…

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