君のくれた奇跡。

――、相川さん、どこいったんだよ、、


片瀬と一緒に探し始めてかなり経っている。

この学校は無駄に部屋が多いこともあって、なかなか見つからなかった。

「片瀬、他に相川さんが行きそうなとこないか?、」

「うーん、、あ!あそこなら、、」

片瀬は何も言わずに今まで探していた方と真逆に走って言ってしまった。

早く行かないと。

俺は、そんな片瀬に呆れる暇もなく、片瀬が走って行く方向に全速力で走った。
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