暁月---光をくれた君へ---(編集中)
でもここで諦めるわけにはいかない。
私は許してもらえるまで雨の日も暴風の日も毎日1人で屋敷に出向いた。
もちろん中には入らせてもらえないので外でタクヤさんが出てくるのを狙って頭を下げ続けた。
ある日いつものように外で待っていると、
タクヤさん直々に声をかけられた。
「成宮みなみ、俺の負けだよ。
話を聞く。わかったから上がれ」
私は感動してタクヤさんの後を追った。