『未成年』なんていらない
恋の縺れ
新学期
夏休みが終わり、二学期になった。
ひなりの高校生活最後の夏休みは、レムと遊んだり、親の実家へ帰り祖父母に会ったりと、充実した夏休みだった。
しかしあの日以降…ひなりが閨川に告白した日以降、ひなりは補習授業に行くことはなかった。
なので今日、ひなりはあの日以来初めて閨川に会うのだ。
「ひなりおはよっ!…どしたの?なんか暗くない?」
通学路でレムと合流すると、レムはいつも通りの笑顔でひなりに挨拶をした。
はっとして、ひなりもあわてて笑顔を作る。
「ああ、おはよレム!大丈夫だよ。ちょっと眠いだけ。」
ひなりの高校生活最後の夏休みは、レムと遊んだり、親の実家へ帰り祖父母に会ったりと、充実した夏休みだった。
しかしあの日以降…ひなりが閨川に告白した日以降、ひなりは補習授業に行くことはなかった。
なので今日、ひなりはあの日以来初めて閨川に会うのだ。
「ひなりおはよっ!…どしたの?なんか暗くない?」
通学路でレムと合流すると、レムはいつも通りの笑顔でひなりに挨拶をした。
はっとして、ひなりもあわてて笑顔を作る。
「ああ、おはよレム!大丈夫だよ。ちょっと眠いだけ。」