『未成年』なんていらない
「それにしてもあの子は本当に利用しやすかったわ。あなたと閨川先生が2人っきりで掃除してる写真あの子の取り巻きに送ってやったらあっさり嫉妬して翌日からあの子はあなたをいじめ出したし?そんなことしたら閨川先生に最低ないじめっ子だって思われて好感度下がるだけなのにねぇ。本っ当に単細胞なんだから!」

狂ったような表情の音咲に、ひなりは思わず後ずさりをした。

閨川先生と2人で掃除してたことが荒野さんたちに知られたの…音咲先生の所為だったんだ…でも、あんなの教師がすることじゃない!

ひなりはキッと音咲を睨みつけた。
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