陽空〜甘酸っぱい恋の欠片見つけました~
不意に出た朔の言葉に、体が熱くなるのが分かる。朔と出かける時デートだと言ったことは1度もなかった。一緒に居すぎていつも通りだった、出かけるのも家にいるのも。でも朔がデートと言ったせいで猛烈に恥ずかしさが込上がる…顔が暑くなって赤くなる。絶対見られたくないと顔を逸らすと
「何、どうした」
「う、うるさいな…気にしなくて、いい」
出店を見ながら色々と回っていると毎年買ってるリンゴ飴のお店があった。私は勝手にそっちに体が向かう、おじちゃんがおお、また来たな?今年も買っていくかい?そう尋ねてくれた私はもちろんとだけ答えて飴を選んでると
「おじさん、はい。お金」
朔が払ってくれたんだ。リンゴ飴だけは毎年買ってくれるから、私はそれを見ながら今年もちゃんと朔と来れたよって記念に写真を撮る
「なぁ、毎年なんで飴だけなんだよ」
「深い意味はないよ?」
「今年……くらい一緒に撮ればいいだろ」
携帯を取られて、朔がカメラを起動させるもっとくっつけ、そう言って私の肩を抱いて初めて2人だけで写真を撮った。嬉しすぎるのと恥ずかしさが混同してどうしていいか分からなくなるくらいだった。それまでだったら撮ろうよとか言っていたのにいざ、撮るとなると苦しくなるくらいドキドキした
「お前顔、真っ赤」
「し、仕方ないでしょ。驚いたんだから」
俺にも送っとけよーなんて横で言ってる朔を見ながら今年の夏はいい夏になるかもしれないそう感じた。
「何、どうした」
「う、うるさいな…気にしなくて、いい」
出店を見ながら色々と回っていると毎年買ってるリンゴ飴のお店があった。私は勝手にそっちに体が向かう、おじちゃんがおお、また来たな?今年も買っていくかい?そう尋ねてくれた私はもちろんとだけ答えて飴を選んでると
「おじさん、はい。お金」
朔が払ってくれたんだ。リンゴ飴だけは毎年買ってくれるから、私はそれを見ながら今年もちゃんと朔と来れたよって記念に写真を撮る
「なぁ、毎年なんで飴だけなんだよ」
「深い意味はないよ?」
「今年……くらい一緒に撮ればいいだろ」
携帯を取られて、朔がカメラを起動させるもっとくっつけ、そう言って私の肩を抱いて初めて2人だけで写真を撮った。嬉しすぎるのと恥ずかしさが混同してどうしていいか分からなくなるくらいだった。それまでだったら撮ろうよとか言っていたのにいざ、撮るとなると苦しくなるくらいドキドキした
「お前顔、真っ赤」
「し、仕方ないでしょ。驚いたんだから」
俺にも送っとけよーなんて横で言ってる朔を見ながら今年の夏はいい夏になるかもしれないそう感じた。