陽空〜甘酸っぱい恋の欠片見つけました~
「そうか……ありがとな?佐野。芽衣のとこ付き添ってもらって。」

「別に。たまたま助けたのが原田だったってだけだから。」


それから、海の方で少しだけ遊んで気づけば夕方。朔はそろそろ帰るかと、家に2人で帰った。写真もたくさん撮れたし今年は朔との思い出たくさんできそうだ。


「今日は1人にして悪かった、次はちゃんとお前も連れてく」

朔は私の、頭に手を置いて謝ってきた。それと同時に朔の顔が近づいてくるそれがキスしようとしてるのもわかった…目を瞑りたいけど驚いてしまってなかなか目を瞑れない

「驚いた?俺からするってことに。」

「そ、そりゃ…」


朔は私の目を見てこう言った…


「お前としかしないから。」


朔はそう言って、私のことを抱きしめてくれた。学校の人気者で王子様的存在でそんな、朔を独り占めしていられるなんてほかの女子からなんて言われることか。でも朔がそう言ってくれるだけで頑張ろって思ったんだ
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