夏のソラの雪
カラダの繋がりじゃない。
欲しいのは、真雪っていう女の子そのもの。
自分が真雪のことを考えてるみたいに、
真雪も俺のことを考えてて欲しい。
俺だけを見て欲しい。
俺だけに触れて、俺だけを感じて欲しい。
「……今日は終わり」
「へっ? ……どうして?」
服を着せる俺に真雪が不安そうに訴える。
「おまえ病み上がりだろ? それに……」
向かい合っていた真雪をふわりと引き寄せる。
「昨日のこと、謝りたかったから……真剣に」
だから、あのまんまヤッちゃうのは駄目だと思った。
言いながら自分で恥ずかしくなる。
俺ってこんなに、幼稚な話し方しか出来ないんだな……。
決まりが悪くて、思わず眉を顰める。
そんな俺に真雪は小さくはにかんだ。
小さくはにかんで、
「次。次は全部しよーねっ?」
俺の小指に自分の小指を絡めた。
「ガキくせぇ」
「いーのっ。約束」
顔を見合わせてどちらともなく笑い出した。
欲しいのは、真雪っていう女の子そのもの。
自分が真雪のことを考えてるみたいに、
真雪も俺のことを考えてて欲しい。
俺だけを見て欲しい。
俺だけに触れて、俺だけを感じて欲しい。
「……今日は終わり」
「へっ? ……どうして?」
服を着せる俺に真雪が不安そうに訴える。
「おまえ病み上がりだろ? それに……」
向かい合っていた真雪をふわりと引き寄せる。
「昨日のこと、謝りたかったから……真剣に」
だから、あのまんまヤッちゃうのは駄目だと思った。
言いながら自分で恥ずかしくなる。
俺ってこんなに、幼稚な話し方しか出来ないんだな……。
決まりが悪くて、思わず眉を顰める。
そんな俺に真雪は小さくはにかんだ。
小さくはにかんで、
「次。次は全部しよーねっ?」
俺の小指に自分の小指を絡めた。
「ガキくせぇ」
「いーのっ。約束」
顔を見合わせてどちらともなく笑い出した。