INFATUATOシンドローム 2
茉莉「仕事が無ければ私が送ったんだけど…」
はっ、そっか!!茉莉さん、仕事が無いわけないよね!それなのに長居しちゃって!!
とてつもなく申し訳ない気持ちになった
茉莉「私の為にも理緒に送って貰って?心配になりすぎて仕事に手がつかなくなっちゃうから」
えぇ!帰ってからも茉莉さんの邪魔しちゃうことになっちゃう…
一人でも大丈夫だけど…
璃夢「胡桃先輩…送ってください…」
理緒「何その可愛いお願い。初めて女の子にキュンときた」
璃夢「僕男です。女じゃないです」
理緒「え〜?もうさっきからハムスターちゃんが女の子に見えて仕方ない〜」
璃夢「病院行ってください!!」
病院行っても何にもならないけどね!
理緒「じゃあ行こうか。」
そう言って左手をひらひらさせた
璃夢「?」
どうしたんだろう?手首痛いのかな?
理緒「アレ?分からなかった?手、繋ご?」
へっ!?手を繋ごう!?いいの!?男の子同士だけどいいの!?
理緒「はーやくっ!手繋がないと写真ばら撒くよ?」
璃夢「脅迫ですか!?」
パシッ!
そうツッコミながら私は先輩の手をとった。
理緒「まぁ冗談だけど〜」
璃夢「胡桃先輩が言うと冗談に聞こえないんですよ…」
茉莉「ふふっ、仲良しね」
理緒「当たり前じゃん。じゃあ帰ろっか」
璃夢「はい。茉莉さん、今日はありがとうございました。今日借りたものは新品買って返すので」
借りたもの。それは下着です。誰かが1回着た下着返されても困ると思うので、似たようなデザインと同じサイズを買って返そうと思います