INFATUATOシンドローム 2
分かってないのは私だけみたいだね!!
理緒「?ハムスターちゃんどうしたの?」
璃夢「別になんでもないです」
なんでみんな、私に分かるように話してくれないの?
別に自分中心に回らない世界が嫌とかそんな自己中みたいなこと言わないけどさ?胡桃先輩は私に話してるんだから私に分かる言葉使ってよ
みんな理解してるのに自分だけ分からないのが一番嫌なんだよね
理緒「ご、ごめんね!!ハムスターちゃんそっちのけで話したから拗ねちゃった?」
璃夢「別に僕そっちのけなのはいいんですけど、全く理解できない言葉ばかりだったので…」
理緒「そっか、そっか…ごめんね?ハムスターちゃんってば純粋だから分からないよね?ちゃんと分かるように教えてあげるね?ベッドの上で」
ベッドの上で?……私は添い寝でもされるのか?
「璃夢さぁあああああああああん!!」
ニコニコして私を見てる胡桃先輩に疑問に思っていると、大きな声で私を呼ぶ声が聞こえた
うーんと、私の名前をさん付けして呼ぶ人で、よく声の通る男の子といえば…
璃夢「鷹也くん?」
鷹也「無事ですかぁぁあああああ!?」
うん、鷹也くんで間違いないね。でも、後ろにもいっぱいいるね?
大空「兄貴ぃいいいいいい!!」
樹「璃夢さんから離れろ!胡桃理緒!」
衛「近いっス!!近いっス!!離れろぉおお!」
夜詩「血祭りだァァあぁああああ!!」
いつもの5人組のみんなだね!あ、悠真くんだけいないや。
理緒「……また出たよ。おじゃま虫くんたち。最近は大人しかったからいなくなったのかと思ってたよ」
ははっ、大人しかったのは私が何もしないで?って言ったからかな〜
理緒「まぁいいや…見せしめね」
璃夢「へっ?」
なにか怖いことを呟いた胡桃先輩は、後ろから私に抱きついてきた