INFATUATOシンドローム 2



璃夢「鷹也くん、失礼なこと言っちゃダメだよ?胡桃先輩の趣味なんだから。否定しちゃダメ」


鷹也「えぇっ!?璃夢さん!?」


理緒「へっへーん!怒られてやーんの!ざまぁみろ!!あっかんべー!」


璃夢「いや、怒ってないですよ?」


なんでそんな、幼稚園児みたいなことしてるんですか?

《お前も失礼極まりないわ》


夜詩「ちょっと待て鷹也!もしかしたら璃夢さんは女遊びの意味を知らないのかもしれねぇ」


鷹也「はぁ?流石にそれはねぇだろ!」


璃夢「そうだよ!女遊びの意味くらい分かるよ!」


女装することでしょ?全く、私でもそれくらいは分かっちゃうよ!


衛「でもでも!璃夢さんは硬派っス!」


大空「そうだって!硬派の兄貴が女遊びを趣味と言って許すわけがないだろ!」


樹「それもそうだよね…璃夢さん純情だし」


またもや純情…。てか、硬派ってなに?どういう意味?

《☆硬派とは 誠実で不正を許さないことだよ☆》


夜詩「璃夢さん、聞きますけど女遊びとはどういう意味ですか?」


璃夢「女遊びは、女装することでしょ!」


もう!バカにしてくれちゃって!

そう思った私は威張るように言った。

だけど、みんなを見てみると…


「「「「………………」」」」


【ポカンッ】としていた。


璃夢「あれ?みんなどうしたの?」


凄い、おマヌケさんな顔してるよ?

《可愛い言い方でディスるな》



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