INFATUATOシンドローム 2



璃夢「え?」


あまり家に帰ってない?


璃夢「じゃあ胡桃先輩はどうしていたんですか?」


ご飯は外食するにしても家に帰らなかったら寝るところとかないよね?


昴「………女の家を転々としてた」


璃夢「女の人の家を…?」


昴「お前、知ってんだろ?理緒が女遊び激しいこと」


璃夢「それは知ってますけど…どうして女遊びと女の人の家に泊まるのが繋がるんですか?」


昴「はぁ?あのなぁ…………お前、女遊びの意味知らないとか言わねぇよな?」


初めは『意味わかんねぇ』とでも言うような表情をした星宮先輩だったがなにかに気づいたのか、驚いたような表情に変わり私にそう言ってきた


璃夢「知ってますよ?女遊びって女装することですよね?」


昴「……………俺、コイツのことスゲー心配になってきた…」


私が意味を答えるとそう言って頭を抱えだした

え?なんで!?意味違うの?嘘でしょ?


由宇「璃夢くん、女遊びって言うのは、不特定多数の女の子とカラダの関係を持つことだよ」


不特定多数の女の子とカラダの関係…?

それでも意味がわかってない私に痺れを切らしたのか星宮先輩が


昴「あぁぁああ!つまり女と性行為するってことだよ!分かったか!?」


璃夢「…………えぇっ!?/////」


流石に性行為は分かる。保健の授業で習ったもん。でも、不特定多数って言ってたよね……。

つまり胡桃先輩は不特定多数の女の子たちと性行為をすることで泊まる場所を確保してきたってこと…?

……だから一緒に街を歩いてた時、いろんな女の子たちが話しかけてきたのか…。


昴「やっと、分かったか?」


璃夢「はい…」


昴「じゃあ話戻すぞ。女遊びすることで理緒は泊まるところを転々としてた」


そう、なんだ………もしかして今もやってるのかな?




< 218 / 577 >

この作品をシェア

pagetop