INFATUATOシンドローム 2
昴「いじめねぇよ。いじめるなら理緒弄るわ」
理緒「それもどうなの〜?いつも俺に遊ばれてるだけのくせに〜」
昴「あ゙ぁ?遊ばれてやってんだよ!」
そう言いつつも既に胡桃先輩に遊ばれている星宮先輩…。
そして有栖先輩は部屋の隅にある鞄から着替えなどを出すとお風呂のある部屋に入っていった
理緒「で〜?俺がいない間何話してたの〜?」
璃夢「え?」
すごい笑顔で私に問いかけてくる胡桃先輩
聞かれると思ってなかった。胡桃先輩の話してたなんて言えなくない?どうしようっ
昴「世間話だよ」
理緒「世間話?」
すると星宮先輩が助け舟を出してくれた
ほ、星宮先輩!
まさか星宮先輩が助けてくれると思ってなくて驚いてしまった
昴「理緒がくっつきすぎてウゼェとか、理緒がクセェとか、理緒がキモイとかな」
璃夢「いってませんよ!?」
確かに胡桃先輩の話題ではあったけどそんなこと一言も言ってないよ!?
いい人かもしれないも思ったのに!
理緒「え〜!ハムスターちゃん、俺のことそんなふうに思ってたの〜!?ショック〜」
璃夢「思ってませんから!!胡桃先輩優しいですし、いい匂いしますし、なによりカッコイイですから!」
そんなこと思うはずない!
理緒「そんなこと思ってくれてたの〜?すごい嬉しい〜!」
そう言っていつものように抱きついてきた
するとお風呂上がりだからかいい匂いがした。そして私は胡桃先輩の髪が濡れたままなことに気づいた
璃夢「胡桃先輩、髪乾かさないと風邪ひいちゃいますよ?」
理緒「だって面倒臭いも〜ん」
そう言って私から離れるとソファに寝転がった