INFATUATOシンドローム 2
理緒「それで!ハムスターちゃんどこなの!?」
翼「今はトイレですねー」
雪「そうですー、大ですー」
翼「おまっ、下品。今一応昼食べてるやついんだから」
雪「…………はっ」
翼「なんで鼻で笑った!?」
理緒「トイレかーじゃあ仕方ないねー。」
雪「アイツ大だから戻ってきませんよ」
理緒「え?大だと戻ってこないの?」
翼「おー。アイツ大のとき1時間かかるんで」
理緒「……お腹弱いんだね…大丈夫かな?俺
様子見に行こうかな」
翼「イヤ、アイツ、多分今頃家なんで」
理緒「え?家なの?さっき外で絵かいてるの見たけど?」
雪「………怖」
理緒「呟くな」
翼「(璃夢まだかな)」
その頃璃夢は…
「オーイ、昴!由宇!1年トップから呼び出しだぜ〜」
昴「あ?1年トップ?」
由宇「璃夢くんだね。どうしたんだろう?」
呼んだ私の方に来てくれた先輩二人。
璃夢「お昼休みにすみません」
由宇「ううん、気にしないで」
昴「んだよ。腹減ってんだからさっさとしろよ」
由宇「ごめんね璃夢くん、昴のこと無視していいから。何かあった?」
昴「あ?んだと由宇」
由宇「理緒なら今さっき璃夢くんの教室に向かったんだけど…」
昴「マジで俺無視するじゃん」
璃夢「はい、知ってます。実は先輩方に頼みたいことがあって…」