INFATUATOシンドローム 2
翼「細身なの気にしてんのか?」
へ?
雪「……筋肉ないのが恥ずかしいのか…」
ほ?
理緒「ハムスターちゃん、肌白いしね」
う?
昴「コンプレックスくらいあってもしゃーねーか」
お?
由宇「筋肉が付きにくい体質なのかもね」
………などなど…みなさんが勘違いをしてくれたので…
璃夢「そうなんです」
肯定しておきましょう!流れに身を任せるのもいいことです!
翼「コンプレックスさらして無理するほど窮地じゃねぇし、ほかの考えようぜ?」
璃夢「ありがとう」
なんとか月城先輩の前で脱ぐことは免れた
ふぅ…これで一安心だ。
それからみんな考えてくれたけど、結局なにも出なかった
翼「もう遅いし、帰るか」
そう言われて外を見るともう暗くなっていた
今日はお母さん日勤だって言ってたから、早く帰ろうっと!
璃夢「じゃあお金を…」
アップルパイが100円で…シェイクが140円だから…というか私シェイク飲んでないんだけど…。
合計240円だね!
財布をカバンから出して、翼に240円渡そうとした
翼「いらねぇよ。俺の奢り」
璃夢「え?でも」
翼「俺からの2年トップ就任祝いだ!ていっても、300円くらいじゃ少ねぇからまた今度奢ってやるな」
璃夢「そんなっ!僕が奢るって言ったのに!」
ネックレス探し手伝ってくれたから奢らなくていいって言ったのに…。
翼「気にすんなって!じゃあ明日から頑張ろうぜ!」
そう言って拳を突き出してきた
璃夢「?」
翼「何してんだよ、ほらグータッチ」
グータッチっ!なんか男の友情って感じする!
璃夢「うん!頑張ろうね!」
コツンッ
そしてグータッチをして月城先輩にタイマンを申し込む気合を入れたのだった