INFATUATOシンドローム 2
そう思って目の前にあったお店に適当に入ってみた
カランカランッ
あ、結構オシャレなお店だったかも。入るお店失敗したかな…。
なんか『失敗したかも』しか思ってない気がする…。
お腹すいてたし集中力がなくなってたんだよ…高かったら飲み物だけで済まそう…うん…。
「いらっしゃいま…」
なんて思っていると、店員さんが言葉をとめた
不思議に思って見てみると
璃夢「月城先輩!」
そこには月城先輩がいた。
あ、もしかしてココが月城先輩の言ってた
【ディテ】ってお店?
龍虎「一名様でよろしかったでしょうか」
璃夢「あ、はい」
黒色よりのグレーのカッターシャツに、黒いズボン、茶色い腰エプロンをつけた制服
……月城先輩、すごい似合ってる!カッコイイ!
周りのお客さんも同じことを思っているのか、『ヤバいイケメン!』『連絡先渡そうっと!』などという声がちらほら聞こえてくる
やっぱり俳優さんの息子さんは違うね。
そういえば、月城先輩のお父さんってなんて名前の俳優さんなんだろう?聞くの忘れてたよ
龍虎「コチラの席へどうぞ」
そうして案内してもらった席は、ガラス張りで外を見渡しやすい席
わぁ!なんだかオシャレ!