INFATUATOシンドローム 2
龍虎「ご注文が決まりましたらお呼びください」
璃夢「ありがとうございます」
でもよかった。男の子の服きてきて。
女の子の格好で来ようかなとか考えたけど、ファッションセンスがないから…なんか年相応にならなくて…。
今度はファッション雑誌とか買わないといけいかな…。荘司さんがいない時に困らないように…。
さてさて、そんなことは置いておいて、お腹すいたし注文しようっと!
そうして月城先輩が置いていってくれたメニュー表を開いた
…………コーヒーが400円っ?!
カフェラテは500円、キャラメルラテは560円!?
ランチセットはコーヒーとサンドイッチで1000円!?
………ここでお金使いすぎると、【お店】に行けなくなっちゃうから…。使えても500円だよ…。
璃夢「すみませーん!」
そう店員さんを呼んだんだけど誰も出てこない。
……おかしいな。聞こえなかったのかな?
そう思ってもう一度店員さんを呼ぼうとすると
龍虎「お待たせしました」
月城先輩が出てきてくれた。
璃夢「えっと、カフェラテのアイスひとつお願いします」
龍虎「………カフェラテだけか」
璃夢「へ?」
龍虎「昼を食べに来たんじゃないのか」
バレてた!?お昼時なのにカフェラテだけだからかな…?
あ、もしかして…
璃夢「えっと……カフェラテだけの注文はできませんか?」
それが出来ないお店なら仕方ないよね…。安いお料理あるかな…。
『すみません!もう少し待ってください!』と言って私はもう一度メニュー表を見た