INFATUATOシンドローム 2



そして氷が解けて、少し美味しくなくなってしまったカフェラテを飲みきってお会計をするためレジに向かった

カフェラテ美味しかったし、また来てみようかな!


レジに行くと誰もいなかったので、『鳴らしてください』と書いてあったベルを鳴らした

このベル、なんて言う名前なんだろう?中学校の図書館にも置いてあった気がする!

《☆卓上ベルといいます☆》

ほえ〜卓上ベルね!うん!覚えた!


龍虎「お待たせしました」


すると、月城先輩がレジに来てくれた


龍虎「500円のお会計になります」


あれ?カフェラテが500円じゃなかった?もしかしてマカロンの値段入ってない?


璃夢「あの、月城先輩。マカロンはいくらなんでしょうか?」


龍虎「あれは奢ると言っただろ」


璃夢「イヤイヤ!そんなわけには!」


龍虎「……はぁ…。ならば俺からの入学祝いにでもしておけ」


もう7月入ったのに入学祝い!?それに身内でもないのに入学祝いって…。


龍虎「それで納得いかないのなら、2年トップ就任祝いってことにしておけ」


なかなか首を縦に振ってくれない月城先輩

とうとう私は折れてしまい…。


璃夢「ごちそうさまでした…」


そう言って500円を出した。

むぅ…私が月城先輩を折らさなきゃいけないのに…。




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