INFATUATOシンドローム 2




恋汰「他にもねぇかって探してたら、鉢植えの中、メニュー表立ての陰、テーブルの下にひとつずつ。計4つも仕掛けられてたってわけだ」


因みに更衣室にあったダンボールの中身は、小麦粉や水などの料理に必要な材料が入っていたからなんの疑いもなく入れてしまったという


湊「俺の几帳面さが仇となるとはな…」


しかも、ロゴが書いてある方を見えるように揃えておきたかったらしくて、丁度カメラの設置されてる面を内側に置いてしまったという


恋汰「コレだからO型はよ〜」


O型は変なところで几帳面を発揮させる…と言われるが人それぞれである。そしてなんの根拠もない


湊「うるせぇ、ガダ型」


恋汰「なんだよ、それ!」


羚焚「うるせぇ、黙ってろ」


湊・恋汰「「ごめんなさい…」」


うるさくしていた湊と恋汰を一喝した羚焚は、蒼閒からなにか資料を受け取って読み始めた


羚焚「……早めに潰すか」


湊「え、怖い怖い。何見てんの?」


『何を見ているか知らないから余計に怖い』と言った恋汰と湊は、羚焚の持っている資料を覗き込んだ


恋汰「……コイツがリンに付き纏ってる犯人?」


蒼閒「だと思われる人。羚焚が調べろって」


羚焚「絶対コイツが犯人だ。」


蒼閒「根拠もないのに……。」


呆れたように『はぁ』とため息を零した蒼閒

果たして羚焚の言う犯人は誰なのか…。予想は当たっているのか……




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