INFATUATOシンドローム 2
璃夢「あれ?」
荘司「ん?どした」
そういえば、途中から天沢先輩を見なかったな…。私が気づかなかっただけだいたのかな?
………まぁいっか!
璃夢「ううん!なんでもない!」
私が日比谷先輩を倒し、学校のトップとなったことは週明けの月曜日にはもう知れ渡っていた
廊下ですれ違う度、先輩たちにも頭を下げられるようになり、胴上げも何回されたことやら。
そしてそんなこんなで時間はあっという間に過ぎ、早くも夏休みに突入した
璃夢「うーんっ!暑っついなぁ…」
私は今、半袖短パン、男の子の格好で街に来ていた。
土日はバイトがあるから女の子の格好でもいいけど、平日は学校の子達と会って遊ぶこともあるだろうから男の子の格好をしてきた
家でじっとしてるのも嫌で外に出てきたけど、特に何も用事もない。
璃夢「そうだ!」
誰か暇な人と遊べばいいんだよ!
そう思った私はポケットから新品のスマホを取り出した。
もちろん、このスマホは荘司さんのではなく私自身のものだ。