INFATUATOシンドローム 2
実は荘司さんが……
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荘司『璃夢にスマホを持たせるぞ!璃花、お前がなんと言おうと俺は買う!』
璃夢『………どうしたの?』
帰ってきて、汗を流すためにお風呂に入ってリビングに戻ると荘司さんがお母さんに熱弁していた
荘司『今回の一件で分かった!やはり自分の子がどこで何をしているのか把握していないと不安で仕方がないんだ!』
私はアナタの子供じゃないですけどね?でも、今回みたいに誘拐された時場所が発見できないと大変だもんね。
荘司『それに連絡手段がないのも不安だ!』
それは今更感があるけどね。今の今まで連絡手段なんてなくても大丈夫だったんだし。
もう、なんならGPSだけ持って歩いたらいいんじゃないかな?
《GPSの恐ろしさを知らないようだ》
荘司『だから俺は璃夢にスマホを買う!お前がなんと言おうと!』
璃花『えぇ、私も持たせたいと思ってたのよ』
荘司『そうだろう!持たせたいだろ……え、持たせていいのか!?』
……荘司さんはさっきから何をしてるんだろう。一人漫才?
璃花『急な仕事が入った時とか、帰れるようになったとか直ぐに報告できた方が私も安心だし』
確かにっ!今日は日勤なのか夜勤なのか、変更になったのか!会って話せなくても、スマホがあればいつでもどこでも報告できるもんね!