INFATUATOシンドローム 2
荘司『よし。それなら俺も半分は出す。それでいいか?』
璃花『いいわよ。娘のものは母親が買うのよ』
荘司『可愛い姪っ子に貢がせろよ。俺だって買ってやりたいんだからよ』
璃花『………そう?じゃあ割り勘しましょ』
荘司『おぉ』
璃夢『ちょ、勝手に決めないで!それなら私も出すから!』
そう言ったのに、『ダメ』の一点張りで結局二人に買ってもらうことになったのだ
璃夢「せめてスマホケースは自分で買うって言ったのに…」
それも却下されてしまった。だから、スマホに必要なケースや充電器、イヤホンまで全て買ってもらったのだ。
はぁ…甘やかされてばかりじゃダメだよな〜。
もっとちゃんと、自立した人間にならないと!
璃夢「はっ!そうだ!連絡!」
誰かと遊ぼうと思ってスマホを出したのに、意識がどっかにいってたよ!
そして私はスマホのロックを外して、LINNを開いた。
私がスマホを買ってもらったと話したら、皆がLINNを交換したいと言ってくれたので友達欄はいっぱいだ
璃夢「うーん…誰を誘おうかな〜」
そう言いながら、道の隅っこに寄ってスマホとにらめっこしていると
トントンッ
璃夢「?」
肩を叩かれ、振り向くとそこにいたのは…