INFATUATOシンドローム 2



荘司「おめぇらの名付け親だよ」


璃夢「荘司さん!」


昴「いや、名付けられてねぇし」


《名付けたの私だし》


璃夢「でもなんでワンダーランドなの?」


昴「スルーするなっての」


《璃夢のスルースキルも上がったよな〜》


荘司「アリスと言えば不思議の国のアリスだろ?だからワンダーランド」


理緒「へぇ。長いね」


荘司「名前で呼ぶよかいいわ」


璃夢「じゃあ月城先輩は?」


荘司「こいつはドラゴンだ」


璃夢「わぁやっぱり!カッコイイ!じゃあ、星宮先輩は?」


昴「はっ、月城先輩がドラゴンなら、俺はスターに決まってんだろ」


荘司「ソイツか?ソイツはヒトデだ」


昴「なんで俺だけ日本語なんだよ!」


璃夢「海の生き物ですね!なんかいいですね!」


昴「おい、適当だろ」


理緒「へぇ〜俺はヒトデ気に入ったな〜」


昴「ざけんな。オメェは名前で呼べよ」


理緒「えー?ヒトデもヒトデ気に入ったでしょ?」


昴「早速変えるなっての!」


璃夢「ホントに仲良しだな〜。先輩たちは」


理緒「そりゃあ小さい頃から一緒にいるからねぇ」


璃夢「あ、幼なじみってやつですか」


昴「そうだ。由宇とは高校入ってから知り合ったけどな」



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