INFATUATOシンドローム 2
玖音「あ、僕も一緒に勉強してもいいかな?」
璃夢「あぁ!全然いいよ!」
私の許可なんていらないのに律儀だね、玖音は!
玖音「現国と古文の漢字とか単語は授業内でやったテストと同じところから出るんだって。」
璃夢「そうなんだ!優しいね」
翼は難しいって言ってたけど、1回やった問題なら大丈夫そうだね
玖音「英語も被ってる範囲があるらしいし」
璃夢「有難いけど…英語ってホントやだ…」
玖音「璃夢は英語苦手?」
英語っていうか…
璃夢「勉強事態が苦手だから…」
玖音「あ、そうなんだ!璃夢ってなんでもやってのけるから勉強も出来るのかと思ってた」
璃夢「あははっ、ホントに?みんなには見た目からしてアホそうとかバカそうって言われるんだけどね」
まぁ翼と雪くんが言ってくるんだけどね
玖音「雰囲気がふわふわしてるから馬鹿そうに見えちゃうんじゃないかな?」
雰囲気か…自分の雰囲気って自分でわかるものじゃないからね。
そっか、私の雰囲気ってふわふわしてるんだ
玖音「ま、そんな話より勉強しようか!」
璃夢「うん!そうだね!」
玖音「璃夢は得意教科ってあるの?」