INFATUATOシンドローム 2



璃夢「やっぱり家庭科かなっ!後は保健体育?」


玖音「家庭科はやっぱりって感じだけど、保健体育は意外だったな!」


意外?そうかな?


璃夢「ウチ、お母さんが看護師だから結構保健体育は得意なの」


玖音「お母さん、看護師なんだ!じゃあお父さんは?」


璃夢「あぁ、ウチお父さんいないの」


玖音「あっ……ごめん…」


璃夢「いいのっ!いいのっ!気にしないで!私が小さい時に死んじゃってるらしいから記憶に残ってないし!」


玖音「でも…」


なんか、前もこんなようなやり取りした気がするな?

うーん……あっ!初めて翼とゲームセンター行った時だ!貧乏の話から飛躍して母子の話になったんだっけね?

あとあと!雪くんの家に勉強会に行った時!時雨にも気を遣わせちゃったな〜

わぁ〜既に懐かしいっ!しかも…あの時より自分の頭が悪くなってるように感じる…


玖音「ごめんね…璃夢?」


璃夢「だからいいの!玖音たちが居てくれるから寂しくなんてないし!」


玖音「……ありがとう、璃夢」


璃夢「僕こそありがとう!玖音は優しいね」


翼もだけど、私の友達はみんな優しいよ


璃夢「よしっ!勉強始めよう!」


玖音「そうだね、話してばかりじゃ進まないもんね!因みに璃夢はGW明けテスト…最下位だったんだよね?」


同じクラスだから知ってるか!前のその話になってクラスみんなから感謝されたもんね!(怒り)


< 7 / 577 >

この作品をシェア

pagetop