胎動
「友里の言う『いつも通り』は、俺からしたらあり得ない日常だからなぁ」
そう言ってあたしの頭をポンッと撫でた。
それだけでも、あたしのストレスは軽減されるのだけれど透は気が付いていないようだ。
「2人とも何話してるの? もしかして、昨日の悪魔山のこと?」
そう聞いて来たのは草川夕夏(クサカワ ユウカ)だ。
人一倍好奇心がつよくて、おしゃべりな友達。
クラスのムードメーカーだ。
「夕夏、そういう噂好きだよなぁ」
透が呆れたように言う。
「あの噂は本物だよ! あたしの友達が行ったんだから!」
目を輝かせてそう言う夕夏。
「お前の友達ならそのくらいのことするだろ?」
透の意見に賛成だった。
そう言ってあたしの頭をポンッと撫でた。
それだけでも、あたしのストレスは軽減されるのだけれど透は気が付いていないようだ。
「2人とも何話してるの? もしかして、昨日の悪魔山のこと?」
そう聞いて来たのは草川夕夏(クサカワ ユウカ)だ。
人一倍好奇心がつよくて、おしゃべりな友達。
クラスのムードメーカーだ。
「夕夏、そういう噂好きだよなぁ」
透が呆れたように言う。
「あの噂は本物だよ! あたしの友達が行ったんだから!」
目を輝かせてそう言う夕夏。
「お前の友達ならそのくらいのことするだろ?」
透の意見に賛成だった。