殺戮合宿〜モンスター〜
「あれは正当防衛だ。長田が気にすることじゃない」


正当防衛……。


本当にそうだろうか。


あたしはに罪はないんだろうか。


孝利が麻由子へしたことは到底許されることじゃなかった。


それなのに、あたしは許されるなんてそんなことあるだろうか?


「とにかく、さっきの出来事は誰にも話さない方がいい。余計な心配をさせるだけだから」


浅野先生にそう言われて、あたしは頷いたのだった。
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