殺戮合宿〜モンスター〜
祐里の遺体もちゃんと埋めてあげたいけれど、最初の頃よりも化け物の数が増えていて、こちらも安易に動くことができなくなっている。
祐里の体はこのまま野生動物に食い荒らされてしまうかもしれない。
「麻由子は?」
ふと、部屋の中に麻由子の姿がないことに気が付いて、あたしは言った。
浅野先生は疲れが出たのか、まだグッスリと眠っている。
「さっきトイレに行った」
「そっか」
そう呟き、麻由子が眠っていた布団へ視線を向けた。
綺麗に畳まれている。
「麻由子は布団を畳んで行ったの?」
「あぁ。そのまま起きるつもりだったんじゃないか?」
そうかもしれない。
でも、昨日正気を失った麻由子を見ているので、妙な胸騒ぎを覚えた。
「あたし、ちょっと探して来る」
そう言い、あたしはライトを片手に部屋をでたのだった。
祐里の体はこのまま野生動物に食い荒らされてしまうかもしれない。
「麻由子は?」
ふと、部屋の中に麻由子の姿がないことに気が付いて、あたしは言った。
浅野先生は疲れが出たのか、まだグッスリと眠っている。
「さっきトイレに行った」
「そっか」
そう呟き、麻由子が眠っていた布団へ視線を向けた。
綺麗に畳まれている。
「麻由子は布団を畳んで行ったの?」
「あぁ。そのまま起きるつもりだったんじゃないか?」
そうかもしれない。
でも、昨日正気を失った麻由子を見ているので、妙な胸騒ぎを覚えた。
「あたし、ちょっと探して来る」
そう言い、あたしはライトを片手に部屋をでたのだった。