殺戮合宿〜モンスター〜
「またあの化け物が出たってこと?」
祐里にそう聞かれて、あたしは左右に首を振った。
「わからない……」
浴槽に設置されている窓はすりガラスになっていて、外は見えない。
でも、あの音は確かに聞いた。
勘違いなんかじゃない。
「ライトを持って来よう。じゃないと相手が見えないから」
ハッと思い出したように麻由子がそう言った。
そうだ。
ライトで照らし出さないと化け物を目視するのとはできない。
見えないまま襲われる可能性もあるんだ。
祐里にそう聞かれて、あたしは左右に首を振った。
「わからない……」
浴槽に設置されている窓はすりガラスになっていて、外は見えない。
でも、あの音は確かに聞いた。
勘違いなんかじゃない。
「ライトを持って来よう。じゃないと相手が見えないから」
ハッと思い出したように麻由子がそう言った。
そうだ。
ライトで照らし出さないと化け物を目視するのとはできない。
見えないまま襲われる可能性もあるんだ。