ファイヤークイズ
週に何度も訪れる場所。
ここは学校の体育館で間違いなさそうだ。
「なに、これ」
あたしはひりつく喉で呟いた。
見慣れた体育館のはずなのに、あたしが立っている周辺は炎の渦に包まれている。
火災だろうか?
そう思うが、どうも様子がおかしい。
これだけの炎が出ているのに火災報知器は作動していなくて、スプリンクラーも動いていない。
なのより、あたしが今立っている丸いステージだ。
こんなもの、昨日までなかった。
それに、あたしの目の前に伸びている通路だってなかったはずだ。
ここは学校の体育館で間違いなさそうだ。
「なに、これ」
あたしはひりつく喉で呟いた。
見慣れた体育館のはずなのに、あたしが立っている周辺は炎の渦に包まれている。
火災だろうか?
そう思うが、どうも様子がおかしい。
これだけの炎が出ているのに火災報知器は作動していなくて、スプリンクラーも動いていない。
なのより、あたしが今立っている丸いステージだ。
こんなもの、昨日までなかった。
それに、あたしの目の前に伸びている通路だってなかったはずだ。