ファイヤークイズ
そこまで考えた時、ステージ上にテーブルが現れた。
光男の大切なものはなんだろう。
とんでもないものなら笑い者にしてやるつもりで、視線を向ける。
テーブルに乗せられていた物は1つの野球ボールだった。
なんの変哲もないボールに内心ガッカリしてしまう。
「あ~……ボールか」
光男がテーブルの上の野球ボールを見てそう呟いた。
随分と古い物のようで汚れがひどい。
ここから見てもほつれているのがわかった。
光男の大切なものはなんだろう。
とんでもないものなら笑い者にしてやるつもりで、視線を向ける。
テーブルに乗せられていた物は1つの野球ボールだった。
なんの変哲もないボールに内心ガッカリしてしまう。
「あ~……ボールか」
光男がテーブルの上の野球ボールを見てそう呟いた。
随分と古い物のようで汚れがひどい。
ここから見てもほつれているのがわかった。