私の中にキミがいる限り
☆☆☆
保健室の前で立ちどまった。
今日はもう明人君は来ているだろうか?
ここに来れば教室へ行く必要はない。
そう思うと、足は前へと動かなかった。
保健室のドアを軽くノックして、開ける。
中にはすでに明人君の姿があり、担任の先生である田村先生の姿もあった。
2人は何かを話していたようだけれど、あたしがドアを開けたタイミングで会話は途切れた。
まずいタイミングで来てしまっただろうかと、後ずさりをする。
が、田村先生はあたしへ向けて軽く笑顔を作るとそのままなにも言わずに保健室を出て行った。
教室に来なさいとか言われたんだろうか?
そう思い、明人君を見る。
明人君はいつも通り椅子に座って教科書を読んでいる。
保健室の前で立ちどまった。
今日はもう明人君は来ているだろうか?
ここに来れば教室へ行く必要はない。
そう思うと、足は前へと動かなかった。
保健室のドアを軽くノックして、開ける。
中にはすでに明人君の姿があり、担任の先生である田村先生の姿もあった。
2人は何かを話していたようだけれど、あたしがドアを開けたタイミングで会話は途切れた。
まずいタイミングで来てしまっただろうかと、後ずさりをする。
が、田村先生はあたしへ向けて軽く笑顔を作るとそのままなにも言わずに保健室を出て行った。
教室に来なさいとか言われたんだろうか?
そう思い、明人君を見る。
明人君はいつも通り椅子に座って教科書を読んでいる。