私の中にキミがいる限り
日記
ミッキーに会えた後は気分がいい。
月曜日になっていたけれど、あたしのその気分は変わらなかった。
ミッキーと楓と子猫とあたし。
そんなちょっと奇妙な3人と1匹で遊んだ出来事が蘇って来る。
休日の学校にも先生や生徒の姿があり、賑わっていた。
ミッキーが『美紗っちの学校を見てみたい!』と言って来たことがキッカケで、あたしたちは子猫を連れて校内を歩き回る事になったのだ。
部活動の音があちこちから聞こえて来て、その度にミッキーは目を輝かせていた。
『今の音は吹奏楽部だよね?』とか『体育館のボールはここまで飛んでこないの?』とか。
まるで小学生みたいな反応が面白かった。
夕方頃まで校内で遊んだあたしたちは、子猫を親猫の元へと送り届けて家に戻ってきた。
スマホを確認すると久美からのメールが届いていたけれど、内容を確認しないまま削除した。
あたしにとって必要な友達は、久美じゃない。
それはもう、明確にわかっていることだった。
月曜日になっていたけれど、あたしのその気分は変わらなかった。
ミッキーと楓と子猫とあたし。
そんなちょっと奇妙な3人と1匹で遊んだ出来事が蘇って来る。
休日の学校にも先生や生徒の姿があり、賑わっていた。
ミッキーが『美紗っちの学校を見てみたい!』と言って来たことがキッカケで、あたしたちは子猫を連れて校内を歩き回る事になったのだ。
部活動の音があちこちから聞こえて来て、その度にミッキーは目を輝かせていた。
『今の音は吹奏楽部だよね?』とか『体育館のボールはここまで飛んでこないの?』とか。
まるで小学生みたいな反応が面白かった。
夕方頃まで校内で遊んだあたしたちは、子猫を親猫の元へと送り届けて家に戻ってきた。
スマホを確認すると久美からのメールが届いていたけれど、内容を確認しないまま削除した。
あたしにとって必要な友達は、久美じゃない。
それはもう、明確にわかっていることだった。